第①页共57页编号:时间:2021年x月x日书山有路勤为径,学海无涯苦作舟页码:第①页共57页汲(く)む茨木のり子大人になるというのはすれっからしになることだと思い込んでた少女の頃立居振舞(たちいふるまい)の美しい発音の正確な素敵な女のひとと会いましたそのひとは私の背のびを見すかしたようになにげない話に言いました初々(ういうい)しさが大切なの人に対しても世の中に対しても人を人とも思わなくなったとき堕落が始まるのね堕(お)ちてゆくのを隠そうとしても隠せなくなった人を何人も見ました私はどきんとしそして深く悟(さと)りました大人になってもどぎまぎしたっていいんだなぎごちない挨拶醜く赤くなる失語症なめらかでないしぐさ子供の悪態(あくたい)についてさえ傷ついてしまう頼りない生牡蠣(なまがき)のような感受性それらを鍛(きた)える必要は少しもなかったのだな年老いても咲きたての薔薇柔らかく外にむかってひらかれるのこそ難しいあらゆる仕事すべてのいい仕事の核には震える弱いアンテナが隠されているきっと・・・わたしもかつてのあの人と同じくらいの年になりましたたちかえり今もときどきその意味をひっそり汲(く)むことがあるのです第②页共57页第①页共57页编号:时间:2021年x月x日书山有路勤为径,学海无涯苦作舟页码:第②页共57页私の茨木のり子ノート「おとし物」を求めて
『詩のこころを読む』を読む1茨木のり子さんの、『詩のこころを読む』を読み返しました
出版されてすぐに求めて読んだ本ですから、18年ぶりくらいになるでしょうか
読み終えてこれほど深く、透明でいて、何かしら温かい思いに満たされる書物というのは、それほどあるものではありません
改めて思ったのですが、『詩のこころを読む』は単なる詩の入門書ではありませんね
この本の中には、美しくそして明晰な言葉で、彼女の人生と愛に対する考え方、芸術論が