長久手町都市公園指定管理者共通仕様書1目的本仕様書は、都市公園の指定管理者が行う業務の内容及び履行方法等を定めることを目的とする。2都市公園の概要所在地面積等・別添1「公園概要一覧」、別添2「公園平面図」を参照すること。3維持管理方針都市公園は、住民の福祉の増進と生活文化の向上に寄与することを目的として設置されたものである。その設置目的を踏まえ、指定管理者は行政の代行としての基本姿勢に立ち適正な維持管理に努め、住民の信頼に応えなければならない。また、維持管理業務については、次の点に配慮し適切な維持管理を行う。(1)植栽地管理(植込地、芝生、樹木、草地等管理)については、当初の植栽意図を踏まえ、各植物の特性に配慮した上で、適正に維持育成するよう必・要な管理を行う。(2)施設や設備については、各種施設の位置、機能、特性を充分に把握した上で、すべての施設を清潔かつその機能を正常に保持するよう看視し、来園者の快適かつ安全な利用を図るよう適正な維持管理を行う。4業務内容(1)業務の対象となる公園施設対象公園内の都市公園法第2条第2項で規定された各種施設(以下「公園施設」という。ただし、都市公園法第5条第1項の許可による施設を除く)。別添3「管理数量一覧」を参照すること。(2)管理業務①管理体制の確保ア以下に掲げる業務に支障のないように組織及び要員を配置し、管理に当たること。イアのための組織体制を保持し、職員の育成及び管理に必要な研修を実施すること。②管理者の業務管理者は以下の業務を行うものとする。ア公園に関する要望及び苦情の処理イ建設部都市整備課への業務報告及び連絡調整ウ事故等緊急時の対応(町への報告及び指示に従うこと)エ台風や大雨、大雪、震災等の自然災害への対応(町への報告及指示に従うこと)オ維持管理業務(維持管理業務に当たっては次の維持管理業務留意事項に留意するとともに「公園緑地の維持管理と積算第5章植物管理の考え・方」を参考にすること。)維持管理業務留意事項1植物管理業務(1)留意事項①各植栽地の管理に当たっては、来園者の公園利用と安全性を確保しつつ、清掃、病害虫防除、施肥、剪定、刈り込み、草刈り、控え木撤去取・替、こも巻き、花壇管理、植物の生育や育成に必要な作業を、適切な時期や方法を選び実施すること。②除草剤は原則として使用してはならない(使用にあたっては事前に町と協議すること)。③危険防止のため、枯損木や枯枝の早期発見と除去を行う。④すべての作業において、危険防止のため作業エリアをバリケード等で囲い作業中であることを明示する。(2)管理の水準維持管理の仕様は、次の①から③の他、「公園緑地の維持管理と積算・第5章植物管理の考え方」を参考とすること。①芝生地管理ア刈り残しやムラがないよう均一に刈込み、除草を行う際には芝生を傷めないように丁寧に抜き取る。イ必要に応じて刈芝を所定の場所に集積し、適正に処分する。ウ必要に応じて目土かけやブラッシング、エアレーション、補植等を適切に行う。②植込地及び草地管理ア除草清掃雑草は根ごと除去し、除草跡はきれいに清掃する。イ草刈り(ア)均一に刈り払い、ツル性雑草は除去する。刈り跡はきれいに清掃する。(イ)必要に応じて刈草を所定の場所に集積し、適正に処分する。③樹木管理ア樹木剪定(ア)基本剪定及び軽剪定等を、剪定の必要性や樹種特性に応じて、最も適切な時期と方法で行う。(イ)公園樹木の剪定は、通常、自由形仕立てとし、原則としてぶつ切りは行わない。(ウ)花木類の剪定は、花芽の分化時期や着生位置に注意する。(エ)剪定枝は、原則としてチップ化し再利用を図る。イ生垣手入れ樹木の特性に応じて切り詰め、中透かし等を適切に行う。ウ株物刈込み密生箇所を刈り透かし、刈地原形を考慮しつつ適切に刈り込む。エ施肥施肥を行う際は、樹木の特性や施肥の種類(寒肥、追肥等)を配慮し、最も効果的な方法で行う。オ病害虫防除(ア)病害虫発生の早期発見に努め、剪定防除、捕殺等により防除...