2009/09ダナン市の経済及び投資の現状についてダナン駐日代表部東京都千代田区霞が関3-2-5霞が関ビル4F1.ダナン市の社会経済発展状況・■ダイナミックな経済成長が続く2.ダナンへの外国投資現況■不動産投資が好調、製造業では機械、IT電子、繊維衣類中心・・■日本企業の投資現況■ダナンにおける工業団地の現状■ダナンにおける投資奨励分野■ダナンにおける投資コスト3.ダナンにおけるインフラの現状4.ダナンにおける人材教育の現状5.ダナンにおける2008年の5大ニュース6.ダナンにおける2009年上半期の注目ニュース7.ダナン駐日代表部についてTEL:03-3580-8512FAX:03-3580-85131.ダナン市の社会経済発展状況・■ダイナミックな経済成長が続くダナン市はベトナム中部における経済文化等の中心地であり、同市の経済は近年継・続的な発展を遂げています(2008年におけるGDP成長率は11%)。生活水準の改善、インフラ開発、都市の景観の変化が著しく、ダイナミックな経済成長を肌で感じていただくことができます。2005年6月には、日本のODAにより南北の交通の要所であったハイバン峠のトンネルが開通し、南北の物流がスムーズになりました。また、ダナンから隣国のラオス、タイへとつながる東西経済回廊へのアクセスも、2006年12月に第2メコン橋が完成したことにより改善され、現在3カ国間で関税や相互の車の乗り入れなどの調整が続いています。ダナン国際空港の新ターミナルの完成(2011年2月予定)と合わせ、今後はダナン海港の利用価値も高まり、中部の物流拠点としてのダナンがますます注目されることでしょう。ダナン市では今後さらなる経済発展に向けて日本との協力関係を深めていく方針で、投資環境の改善や人材教育に力を入れる一方、治安維持についても「5つのNo」運動(食べ物のない人がいない乞食がいない麻薬中毒者がいない文字が読めない人がいな、、、い殺人がない)を推進し外国人投資家にとってベトナムで一番治安の良い街づくりに、、、努めています。また、2008年には環境都市宣言をし、環境問題への積極的な取り組みを始めています。ダナン人は素朴で勤勉、親切で優しく、心で接すれば心で応えてくれる特徴があります。安心、安全で美しい街、それがダナン市です。是非ご訪問ください。ダナン市の社会経済主要指標・項目2008年(暫定値)人口86万人GDP成長率11%工業建設業・16.6%増(工業のみ17.6%増)農林水産業6.4%減サービス業15%増1人当たりGDP(現行価格)1,287米ドル工業生産額11兆3880億ドン外資企業は2兆2600億ドン(前年比37.6%増)農林水産業生産額6127億ドン外国投資実績32件(6億6748万米ドル)新規投資27件(6億3394万米ドル)追加投資5件(3354万ドル)駐在員事務所、支店数外資企業が156社、外国企業が49社(08年6月現在)外国人観光客数(うち日本人)42万人(3万人)出所:ダナン人民委員会報告、ダナン投資促進センター等の資料を基に作成。ダナン市における1人あたりGDP推移(現行価格)(単位:米ドル)2000年02年04年06年2007年2008年2010年目標4606008361,0961,1601,2872,0002.ダナンへの外国投資現況■不動産投資が好調、製造業では機械、IT電子、繊維衣類中心・・近年、ダナンへの外国投資で注目すべきポイントは不動産投資案件が多いことです。具体的には高層オフィスマンションビル、リゾート開発などで、それが投資額(認可・ベース)で見ると全案件の74.63%にも上ります。そのため、投資国別で見るとトップ3は英領バージン諸島、韓国、米国の順となっています。日本からの投資は投資額では全体の約5%で、基本的に製造業がメインですが、近年ソフト開発も増えています。ハノイやホーチミン市などの都市部では街中に投資できるスペース自体が少なくなっており、また土地の価格高騰が著しいのに対し、ダナンは今後の発展が見込めるものの現状ではまだスペースもあり、価格も高騰していないため投資の含み益が期待できるのが魅力です。ダナンにおける外国投資実績(単位:1,000米ドル)件数(各年12月末...