2010 年7 月日语能力考试2 级读解文法 問題10 次の(1)から(5)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。 (1) 人間の心理にはハロー(後光)効果といって、最初に受けた印象を強めていく傾向があります。例えばお会いした時に清潔な印象をうけると、その人の部屋が本当は汚かったとしても「部屋はいつもきれいに片づいているに違いない。人間関係もきっとさわやかでしょう」などと、こちらが勝手にその人のよいイメージを重ねていきます。 反対にだらしない印象を受けると、部屋の中をピカピカにしていても「家の中も汚いだろう」と悪い印象を重ねてしまうようです。 (岩下宣子「実践 マナー塾」2009年4月18日付日本経済新聞による) 55 筆者はハロー効果をどのように説明しているか。 1 新しいイメージを次々に重ねてことで、最初の印象は次第に変化していく。 2 初対面のときに受けた印象は、その後に持つイメージに影えい響きょうを与えていく。 3 だれとでもよい関係を築いておけば、初対面の人にもよいイメージを与えられる。 4 最初に悪い印象を与えてしまっても、その後の付き合いでイメージは変えられる。 (2) 木を植えることはいいことだ。われわれは無条件にそう考えがちだ。 でも、乾か ん燥そ う地帯に木を植えれば、少ししかない木が吸い取られる。悪くすると地下水が枯か れ、川の流量も減る。 よく考えてみれば当たり前のことだろう。しかし、森林の役割を重視するあまり、自然の循じゅん環か んを忘れた「植林神話」が世界に広がっているそうだ。 (伊藤智章「窓」2008年2月20日付朝日新聞夕刊による) 56 「植林神話」とはどのようなものか。 1 乾かん燥そう地帯の地下水を増やすには、環境に適した木を植える必要があると考えること 2 自然界の水の循じゅん環かんを考慮こうりょして、場所を選んで木を植えたほうがいいと考えること 3 自然界における森林の役割に注目し、木を植えるのはいいことだと考えること 4 乾燥かんそう地帯での森林の役割を見直して、木をどんどん植えるようと考えること (3) 57 ご協力とあるが、だれが何に協力するのか。 1 販売店が、この製品の売り上げをさらに伸ばすことに協力する。 2 販売店が、お客様にアンケート用紙を渡すことに協力する。 2010年6月28日 販売...